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Syriana (2005)  04/20/2006  
現実は釈然としないことが多い。
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主な舞台は中東。若くカリスマ性に溢れた改革派の王子Nasirは天然ガスの採油権をアメリカの巨大企業・Connexからより条件の良い中国に譲渡してしまう。一方テキサスにある小さな石油会社Killenは競争率の高いカザフスタンの採油権を手にしたところだった。そしてベテランCIAエージェント、Bob Barnesは引退を控え最後の任務を言い渡される―それはNasir王子の暗殺だった・・・。


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はっきり言って全然英語が分からなかった。英語以外の言語も出てくるので字幕を読むのに大変だったし。なので残念ながら内容をイマイチ把握できなかった映画。あとであらすじを読んで「ああ、なるほど」って思ったくらい。前もって予習しておけばよかった。

ただ『世界で一番恐ろしいタブー、解禁』と日本で宣伝されているわりに大して恐ろしいタブーでもなかったような・・・。むしろこれくらいの裏事情はみんな知ってるでしょ。それを映画化したってところがポイントなのかもしれないけど、これならもっとまざまざと現実を見せつけられる映画はいくらでもある。英語版のキャッチコピー『Everything is connected』には賛成。この世界の全てはどんなに細いつながりでも全て繋がっていると思うし、そのうちのひとつが何か行動を起こせば他のすべても何かしら影響を受ける。そういう部分は上手くみせていたと思う。

今回一番印象的だったのはパキスタンから出稼ぎに来ていた男の子のエピソード。戦時中には日本も特攻隊があったわけだし日本人としてはまだ理解し易い『自爆テロ』と言われる行為。でも自殺がタブーとされるクリスチャンが多い欧米諸国ではこの行為はかなり未知の行為なんじゃないかな?そんな彼らでもこの男の子たちの置かれた状況と過程を見れば少しは共感、までいかなくても理解はできたのでは?それもまだ描き方が足りないと思うけど、それだけに焦点を絞っているわけじゃないのでそれは仕方がないか。

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王族、労働者、スパイに政府関係者、金持ちも貧乏もそれぞれの立場、利害を抱えながら満たしたいのは自分の欲。そのためなら何をしたってかまわない!?だって誰かが被害を受けたって、誰かは恩恵をこうむるんだから!

あんな拷問受けたくない。
★★★☆☆

Syriana/シリアナ (2005) USA 126min
Directed and written by Stephen Gaghan

Kayvan Novak
George Clooney
Amr Waked
Christopher Plummer
Jeffrey Wright
Chris Cooper
Matt Damon

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