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Le Samouraï (1967)  06/18/2006  
白黒かと思ったんだけど、実はカラーでした。

サムライ サムライ
アラン・ドロン (2001/02/23)
ジェネオン エンタテインメント

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Jef Costelloは寡黙な殺し屋。組織でもその腕を高く買われている彼だが、ある仕事でひとつの失敗を犯す。それがきっかけになり警察に目をつけられたことで組織に裏切られ、殺されかけたJefは自分を殺そうとした黒幕を見つけようとするが――




いやー、カッコイイ!!の一言。
まず、素材がやばいんだってば。『孤独な人が出て来る映画』がツボのひとつなんだけど、大体において殺し屋=孤独(もちろん例外もあるけど・・・)。おまけに日本人としてはたまらない武士道精神。『武士道と云ふは死ぬことと見つけたり』って誰か言ったけど、この映画ではそんな男の生き様(死に様?)の美学が堪能できる。Jefの細かいこだわりが素敵。
最近の映画で育ってきたうちにはやっぱり物足りなさとかあったけど、それを補うJefっていうキャラクター、素晴らしい。大したアクションもないし、セリフも数えるだけなのに、一気に映画の中のヒーローベスト3に入り込もうかという勢い。そしてそんなJefを演じるのはあのアラン・ドロン♡冷たい、けど時々寂しそうな目がヤバかったー。人間?って思うくらいクールでカッコイイ彼を観るだけでも価値のある映画。観てくれれば様々なCrime映画に影響を及ぼしたっていうのも納得できるはず。

ただ残酷な時の流れのためか、はたまたそれがメルヴィルのユーモアセンスなのか、真面目に演じてる俳優人を尻目にいくつか笑えるシーンあり。当時のフランスの警察内部・捜査方法がまず笑えるポイントだし。

近頃は無敵の殺し屋がすごい技とハイテク機器を駆使して大活躍!銃撃ちまくり、はたまた爆発!なんて映画も多いけど、この映画の中でそんなハイテク機器なんて出てこないし、殺しの方法もいたって単純。生き方も仕事の仕方も派手なところはなくむしろ地味で土臭い。けどそれが野暮ったく見えないのはそこに一貫した男の美学があるから。いやー、カッコイイ。かっこいい。

最後に、映画紹介の時に少し触れられたのが『フランスの男達にしか理解できない哲学』が描かれているという点。それがこの映画をここまでかっこよく見せている点だと思うし、そんなかっこいい映画が日本からの影響を受けて作られたっていうところが誇らしい。


そんな目で見ないでってば

おばあちゃんの言うとおり、アラン・ドロンはかっこよかった。
★★★☆☆
今更だけど、勘のいい人にはネタばれしたね。ごめん。

Samouraï, Le/サムライ (1967) France/Italy 103min
Directed by Jean-Pierre Melville
Written by Jean-Pierre Melville & Georges Pellegrin

Alain Delon
François Périer
Nathalie Delon
Cathy Rosier
Jacques Leroy

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