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Turtles Can Fly (2004)  08/28/2006  
邦題「亀も空を飛ぶ」:★★★★☆
国家を持たない世界最大の少数民族“クルド人”であるバフマン・ゴバディ監督作。イラク・イラン映画を観るのは初めて。どんな状況下でも映画は作れるのね。

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バフマン・ゴバディ (2006/05/27)
紀伊國屋書店

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舞台は2003年春、イラク北部クルディスタン地方の小さな村。イラン・イラク戦争、湾岸戦争などで荒廃したこの地方に、再び新たな戦争が始まろうとしていた。利発な孤児の少年、人呼んで『サテライト』は近隣の村々の大人達から便利屋として重宝され、一方子供達からはリーダーとして慕われてる。そんな彼はある日ハラブジャから来たという、赤ん坊を連れた難民の少女に恋をする。
戦争開始の運命の日は目前まで迫っていた…。(based on office sanmarusan)


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とりあえず、観て!としか言えない。観てもらってがっかりはさせないから。
またドキュメンタリーではないところが素晴らしい。戦争ものや、孤児の生活を描くんだったらドキュメンタリーの方がよっぽど作りやすいだろうに、あえて長編映画を作った監督に拍手。

また子供達が可愛いんだわ。サテライト君も彼の取り巻きも、悲惨な場所で生活してることを忘れさせてくれるくらい前向きで、明日を信じてる。「Born Into Brothels」っていうドキュメンタリーを観たことがあるんだけど、それと似た印象を受けた。彼らのいるところは決して恵まれた環境なんかじゃない、むしろ悲惨って言ってもいいくらい。でもそんな中でも生きていこうとしている彼らの目の輝きは、日本にいる恵まれた子供のそれより眩しい。好きな女の子のためになんでもしてあげちゃうとことかひとりでニヤニヤしてしまった 笑。だって可愛いんだもん。

オーバーに描いてるわけでも、突き放しているわけでもいない。じゃあ何でこんなに感じるものがあるんだろうって考えて、それってこの作品への愛なんじゃないかな?という結論に。上手く伝えられないんだけど、場所にかもしれないし、人々にかも…でもその芯の強い温かさが映画をおおってた気がした。

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もう戦争は悪いこと!ってまっすぐに言えるほど、世界の仕組みを知らないわけじゃない。安定した生活を送れるのはそういう世の中の仕組みに支えられてるっていうこともよく分かる。彼らがああいう生活を強いられているのはうちらの責任でもある。でも彼らは責めない。自分達の置かれた環境精一杯に生きている。それって、なんてすごいことなんだろう!
ぜひ観てくださいな。

Turtles Can Fly/Lakposhtha hâm parvaz mikonand (2004) Iran/France/Iraq 98min
Directed and written by Bahman Ghobadi

Soran Ebrahim
Avaz Latif
Saddam Hossein Feysal
Hiresh Feysal Rahman
Abdol Rahman Karim
Ajil Zibari

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